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この前、学生時代の部活の飲み会があったのだけど、3ヶ月前くらいから
「4月29日あけて」
といわれ、先すぎて分からね、と思いながら、しっかり予定を書き込んで、無事当日を迎えた。
1番会いたくない人と会わないといけない予定だった。
当時は、男女8人くらいの部活構成だったのだけど、若い時期にそのような閉鎖的なグループにいると、勿論男女関係、風紀の乱れが勃発。
私たち仲良し、性器ついてませんよ!みたいな関係性に思っていても、結局、性は強し。
私もそんな恥ずかしいような懐かしいような記憶があり、
顔合わせにくいっという感情があって、でもこじらせたまま皆と一生会わないのは悲しいよなあと思っていた。
実際、私だけでなく、多分いろんなことが他の皆の中でもあって、昔のことは昔のことって、ちゃんと割り切っている、割り切ろうとしているのが、ああ大人になるってこういうことなのかなあ?と感じました。
あの時、振られたけど、「ああ、これは一生引きずって生きていかないといけないことだ」
と覚悟し、生き形見を貰った。
でも正直、きっと、
地元で過ごした学生生活より、
東京で働いた時間の方が、
色々な人との出会いと
価値観の変化と
成長と劣等感と容姿や学歴コンプレックスと
自信と経験値と…
圧倒的に勝っていて、
学生時代のことを、もうよく覚えていないことが多かったけど、たまに思い出そうとするくらいがちょうどいい距離感なのかもなと思って、嬉しかった。
綺麗に蓋をして綺麗なままとっておきたかったから。
多分、感情の隠し方を覚えたのかもしれないね。
私がおばあちゃんになって、本当にどうでもいいなって笑えるようになるといいなあ。
その頃まで、関係が続いて、性からも、お金からも、価値観の不一致も、いろいろなことから解放されて孫の成長が幸せで、本当に全てが許せるようになっていればいい。
最後に、私の愚痴をずっと聞いてくれた後輩から、
「でも、あなたが一番変わりましたよ。落ち着いているし自信があるようにみえますよ」と言われたことが最高だった!!
そして、化粧もしてない頃に出会った人たちとお酒を飲むのはやはりいいなと思ったのでした。