なにがなんだか。
私は都内に住んでいるが、
私の実家は長野県長野市である。
◎台風19号上陸前、
10/11(金)の私と母、姉のライン。
(名前の消し方がよくわからなくて、大変だった、あと父はラインやってない)
母(長野市)、姉(千曲市)はどちらかというと、東京の私を心配していた。
私もそうだけれど、長野に甚大な被害が出るとこの時点で思っていなかった、のだと思う。
これは皆が既に言っていることだけど、長野は山に囲まれていて海もないので、災害の影響を受けにくい土地と思われていたような気がする。
◎10/12日(土)の夜。
千曲川ライブカメラの映像を、定期的にみんなで確認していた。段々と水位があがり、長野市、千曲市、上田市あたりは浸水してる区域が既にあったように思う。
東京はというと、私の住んでいる地域に関してはピークも過ぎていて、「もう大丈夫かな」という感じだった。
この後、実家近くの村山橋付近の千曲川ライブカメラを確認し、危なくなったらすぐ避難して欲しいといって、私は寝てしまった。
60歳前後の、情報弱者(と姉妹で疑っている)両親に情報を届けないといけない!という気持ちはあったのだが、まー、大丈夫だろという気持ちがあったようで、寝てしまった。
◎10/13(日)の朝
9時に起床。大量のラインが来ていた。
見る前から、あそこで寝るべきではなかったかな、と思ったりした。(後々、姉にあそこで寝るなんて信じられない!といわれたごめんなさい)
テレビニュースをつけたが、東京のニュースばかりで、長野市の状況はいまいちわからない。
して、ツイッターで情報検索すると、
私の知ってる町が浸水していた。
よくラーメンを食べに行った現:男のDVDがツイッターのトレンドにあがっていた。
大嫌いだったバスケの練習をした、小学校や、嫌いだったダンス教室をやってた中学校が浸水していた。
え、なにこれ。
とりあえず、父と母は既に避難しており(私が寝ている間に)、姉の住んでる地域はそこまで影響はなかったみたいだったので安心した。
母が、自分がこんな状況になると思わなかった、といった。
私も姉も、こんなことになると思わなかったといった。
なんだか、よくある言葉だけど、本当にそう思った。
その後、幸い実家の方はすぐ水が引いたので、
両親は家に戻り生活してる。
今日はなんというか、もうよくわからないが、しんどくて眠れない夜だ。
水はやがて引くだろうし、道路の冠水は治るだろうし、しばらくしたら復旧という形になっていくのだろう。
それでも、離れた場所で大好きな町が沈んでいく様を見ているのは泣いてしまうものがある。
離れているから、いまいち状況が掴めない悔しさもある。今、長野はどうなっていますか。みんな大丈夫なのでしょうか。
いつもこういう災害のニュースはやってて、それをずっと人ごとみたいに思ってた自分は馬鹿みたいだなあ、とか、なんでこんなに私の実家近くテレビで写ってるんだろうかとか、そんなことばっかり思うよ。
少しでも早く復旧して、少しでも被害が少なくありますように。離れていてごめんね。今更だけど本当に愛しているよ。
最後に、同じような仕事をしている立場からも、かっこよくて尊い長野県防災さんを。